日本での暮らしQ&A

Q.研究生と大学院生の違いは何ですか。
A.研究生は、大学院や学部において、自分の研究テーマにもとづいて勉強する聴講生を指し、学位授与の対象とはなりません。(科目等履修生、聴講生も同様に学位重要の対象とはなりません。)
研究生の中には、大学院に進学し、修士号、博士号の取得を目指す人も多くいます。

Q.大学院への入学方法
A.修士課程・博士課程ともに、多くの大学は4月を入学時期に設定していますが、9月・10月の秋入学や、その他の入学時期を採用している学校もあります。
出願・入試時期は、研究科によって異なりますが、4月入学の場合、秋から翌年3月にかけて行われることが多いようです。また、4月入学の学生募集を二回に分けて実施する場合もあります。
多くの学校が独自の選考試験を実施しております。

Q.SBJは大学院への進学の支援がありますか?
A.大学院への支援は先生の特別な経験や能力も必要とされますが、SBJでは大学院への進学指導も行っております。

Q.大学などの学費はいくらかかりますか。
A.学費は私立よりも国公立の方が少額で済みます。私立の場合、同じ学校でも専攻によって学費が大きく異なるので注意してください。
また、私費留学生は授業料の減免制度を利用することもできます。以下、学種別の年間の学費の目安を挙げますので参考にしてください。

学校 学費(年額) 入学金(※)
私立大学留学生別科 50万~130万円
大学(学部) 国・公立 50万~55万円 15万~30万円
私立 90万~370万円 25万~200万円
大学院 国・公立 50万~55万円 15万~30万円
私立文系 55万~100万円 20万~25万円
私立理系 60万~130万円 20万~25万円
専門学校 80万~130万円 15万~30万円

Q.生活費はいくらかかりますか。
A.大学学部に留学している私費留学生の平均月支出額は、住居費と授業料の支払いを含め、138,000円となっています。ただし、この額はかなり切り詰めた生活であり、住居形態(アパートを借りるか、寮に住むのか)や、居住する地域によって、金額が大幅に変わることにご留意ください。
(参考)1ヶ月の生活費80,000円(家賃30,000円、食費30,000円、
電気代8,000円、保険2,000円、その他10,000円)

Q.留学生はアルバイトはできますか。
A.アルバイトを希望する留学生は,住居地を管轄する地方入国管理局において「資格外活動許可」を受けた場合に、学校で勉強する傍らアルバイトをすることは可能です。
アルバイトには時間と内容に制限があります。時間については、原則として週28時間以内、夏期休暇等の教育機関の長期休業期間は1日当たり8時間以内(週40時間以内)となっています。また、内容については,風俗営業関連の業種で働くことは法令で禁止されています。これらに違反すると、退去強制となる場合があります。
仕事の内容は飲食業や販売、スーパー等のレジ打ちなどが多いようです。時給は地域によって異なりますが、飲食業の場合は900~1,100円が目安です。

Q.アルバイトはどうやって見つけるのですか。
A.SBJでは様々なアルバイトの情報を提供していますし、支援があります。全国の公共職業安定所(ハローワーク)のウェブサイト、アルバイト情報サイトなども活用可能です。留学生の場合、友人を通じてアルバイトを紹介してもらうことも多いようですが、仕事の内容や報酬を事前にきちんと確認し、トラブルが無いよう気をつけてください。